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[File106]子どもの読書離れについて図書館の政策

この政策について問われたとしたら、これまでは図書館に子どもを誘導するための施策、例えば、おはなし会の実施などを考るのが普通だった。
少子化傾向で、子どもたちの生活導線上に図書館が無いのだから幾ら考えても限界がある。だから、図書館に誘導する施策は継続するとして、それ以外に子どもたちの生活導線上に子どもの本を置き、つまり「網を張っておく」ことにより、多くの場面で図書館の本と接することができるようにしてはどうかと考えている。
現在実施している小中学校への学級単位の配本もその一つだが、さらに、子どもが立ち寄りそうな場所をリサーチすればまだまだ可能性は広がると見ている。

実際問題、子どもたちが本に興味を持つことが先決かもしれないが、読み物どころか、マンガでさえ興味を持っているか疑問なので、寧ろこのような前提を無理に解消することを考えるより、図書館の本の存在を画像としてできるだけ多く見せることで潜在意識の中に働きかけるような方策が有効なのかもしれません。

ただ、ここでの問題は、図書館への導入(来館)と、そこでの利用(閲覧・貸出し)という流れを根本から見直す必要があること。私が思うのは、子どもたちに限らないが、図書館を利用する人にとって、貸出数はどうでもいい話ということ。なので、貸出数に拘る構造を根本から改めることが、読書離れに対する図書館の施策の第一歩なのだろう。

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コメント

ははは...まずは...

1)出版界が、図書館の印刷物やウェブに表紙を勝手に使うな!なんてことを言っているくらいですから、子どもたちへの読書推進なんて《本気》じゃぁありません。

2)対象とする年齢を考えると、自分の足で図書館には来れそうもないので、まず[親に向けて、子どもを連れてくる]環境を整えなければなりません。が、多くの図書館は“静かにしなさい的場所”と思われているので、よほどの親ごさんで無い限りは、図書館に子どもを連れてきません。

3)今の児童サービス業界では、自力で図書館に来れる年齢を対象とした「図書館プログラム」を開発しようとしていません。

4)ミュージアム系は、「ハンズオン」あたりから楽しめるミュージアムづくりをしているのに比べ、図書館は「楽しい」場所になっているかどうか疑問。

5)読書そのものに対する考え方が、年齢や学年別に別けている時点で、そもそも違うように思う。子ども自身が「私の読書レベルはいくつ?」という指標づくりがない。これは年齢や学年ではなく、読解力/読力レベル向上のための読書プログラムができてない。

等々...を考えていると、この国の読書と図書館に関わるお偉いさんたちは、いったい何を考えて今日まできてしまったんだろう....と、つくづく思うのです。
どこかで変えたいんだけどなぁ....。

投稿: まる3 | 2009年5月17日 (日) 02時03分

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