居場所
「子どもの居場所」「団塊の世代の居場所」
図書館そのものがこのような「居場所」になる事を決して否定している訳では無いのだけど、居心地のいい場所なら本来の機能とは関係無く、何をやっていてもいいかと言うと、それはちょっと違う。単なる「居場所」だけの話であれば、以前あった話で、図書館に酒とつまみを持ち込んで酒盛りしている人がいたが、そんな人も容認しなければいけない。館内の視聴ブースでは、カップルが映画を見ていたらいいムードになって、とてもここでは書けないような行為に及んだ話もあるが、居場所の提供だけならば、これを受け入れるのも容認することになる。まさに無法地帯だ。(ただ、このような行為は「公序良俗に反する」として規則などに明記されているだろう。しかし、仮に条例規則などで明記されていなければ禁止することはできない。)
寧ろ今は、多くの人たちが社会の中での「居場所」を求めてさまよっているのかもしれない。そんな状況だから、図書館がやらなければいけないことの1つに「社会の中での居場所を作るための援助」もあるのではないかと思う。
同時に、資料の汚破損、盗難など、公共図書館において顕著になってきた様々な問題の根は、こうした居場所を求めて来る人々が増えたところにあるのではないだろうかと考えている。おそらく、こういった問題の根をどうにかしない限り、ICタグなどで資料を管理したところで、一時凌ぎの対策に過ぎないだろう。
ところで、こうした今まで図書館には来ていなかったタイプの人たちが増えた中で、故意に壊された本を展示して、啓発することが有効なのか。doraさんは時と場所を選ぶ必要があると思っているが...続きは次回。
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