三大行方不明資料
今日の他人(ひと)言(2007年5月1日)-三大行方不明資料
行方不明の資料、以前は文学単行本が多かった。しかし、最近の傾向は少し違う。逆に文学単行本の行方不明は殆ど無い。逆に多いのは、「参考図書」「文庫新書」「CD」の三つだ。
文庫は、ポケットに入ってしまうような手軽さからか、急激に見当たらなくなる数が増えてきた。それ以上に目立つのは、参考図書で、以前はそれ程多くは無かったのだが、ここ数年で徐々にその数を増やしてきた。
参考図書は単価が高いものが多いので、個人で買えないので持って行ってしまうという事もあるが、それだけではなく、売却目的で持ち帰るという事もあるようだ。図書館の本でも買い取る所があるという話は昔からあるが、以前は無くなっても国語辞典や英和辞典が数冊程度だった。それが最近では、人名事典や○○全情報みたいな本、果ては新聞の縮刷版まで無くなるという話がある。
どうしてこのような行方不明が増えたのか?これには、使う人のマナーとかだけでは語れない部分がある。ならば、BDSを導入すればいいのか?それとも、盗まれそうな本を書庫にしまえばいいのか?しかし、目先の対策だけで解決できる問題ではない。もっと図書館に対する世間の認識を変えるところまで言及する必要があるのだろう。まだまだ悩みは尽きない。
青田 恵一著
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