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2008年6月26日 (木)

[今日のひと言]司書はMARCを料理する

[今日のひと言]
私は下手な料理人

いつも疑問に思っているのだが、私たちは何故、お金を払ってMARCを買うのだろう?と。貸出する本を管理するためだったら、もっと簡易なデータで充分だし、必要だと思う理由があるとすれば、「検索」に関する部分ぐらいだろう。でも、結局は資料の鮮度が落ちないうちにさっさと貸出できる状態にする、そのためには、1冊1冊データを作っているのでは追い付かないからMARCを買う、という理由なのか。

いづれにしても、買ったままのデータを使うだけでは、特別その地域の人の利便性が増すところまでは至らないと思う。標準化されたデータは言わば素材、私たちは、その素材の特徴を十分に理解し、地域の人に合わせて加工して提供するべきだ。つまり買ったままのMARCを何の加工も無しに利用するというのは、美味しい料理を食べに来た人に、素材を丸のまま皿に乗せて、あとはご自分で工夫して食べてよ、と言っているようなものかもしれない。

それと、買ったままのMARCをそのまま提供するのはとても危ない。何故なら、その素材には不純物だとか、場合によっては毒物が含まれていることだってあり得る。でも、膨大なデータの中にそういう有り難くない成分が含まれていたとしても、気付かなかったり、過去には問題が無かったものでも、後になって問題となるケースもある。そう、「件名問題」などがそうだ。
そして問題が表面化すると、素材を確認しないで使った者が悪者になってしまう。理不尽に思えるかもしれないが、1件1件データを確認しろなどと、訳のわからぬ事は言わない。けれども、せめて、データを活用する気持ちぐらいは持ちたいものだ。

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